理学療法士がご利用者の身体機能を評価し、以下のプログラムから各自に合った内容・回数を設定し、心身機能リハビリを行います。
■理学療法士によるリハビリプログラム
○関節可動域練習 ○筋力強化練習 ○立位・歩行練習 ○オリジナル体操 ○巧緻練習
■器具を用いたリハビリプログラム
○上肢交互運動(上肢交互訓練器) ○下肢交互運動(ニューステップ) ○腹筋運動(イージーエクサ)
○歩行練習(電動ウォーカー) ○歩行練習(平行棒) ○下肢マッサージ(ラクシア)
○温熱療法(ホットパック)
★午前は理学療法士らによる通常プログラムでのリハビリ、午後は見守りによる自主リハビリを実施します。
日常生活活動の継続および向上を目的に、施設内で以下の生活機能リハビリを行います。
○洗濯リハビリ ○調理リハビリ ○食器洗浄リハビリ ○掃除リハビリ
就労(就学)機能の継続および獲得を目的に、以下の就労(就学)機能リハビリを行います。
○作業活動 ○事務業務 ○パソコン操作 ○学習方法習得 ○移動(運転)練習
理学療法士がご利用者の自宅へ訪問し、日常生活活動の課題を見つけ出し、適切な動作や環境調整などの支援を行います。
○「骨折前に行っていた河川敷へ再び散歩したい、河川敷の階段昇降が怖い」希望あり、現地確認と支援(78歳・女性/要支援2・右膝蓋骨骨折術後)
○自宅での転倒が多く転倒箇所と原因の確認、歩行器での散歩の安全性の確認と提案(72歳・女性/要支援2・パーキンソン病)
○臀部の褥瘡が完治しにくいため日常生活での原因の確認と提案(75歳・男性/要介護3・腰椎椎間板ヘルニア)
○自宅での転倒が多く転倒箇所と原因の確認、体の傾きが進行し日常生活での原因の確認と対策(63歳・男性/区分4・外傷後左片麻痺)
○「筋力維持のため歩行器で散歩をしたい」希望があり、散歩コースに合った適切な歩行器を選択(86歳・女性/要支援2・腰痛および膝関節痛)
○「家の中で運動したい」と購入されたルームランナーの効果的な使用方法を提案(66歳・男性/要支援2・右橋梗塞・糖尿病)
○前回の居宅訪問で提案した手すり設置の確認、家事動作の評価と改善点の提案(72歳・女性/要支援2・パーキンソン病)
○自宅で頭をぶつけることが多く現場と原因の確認および対策(63歳・女性/区分3・統合失調症・脊柱管狭窄症)
○前回の散歩コースの階段昇降の再確認と支援(78歳・女性/要支援2・右膝蓋骨骨折術後)
○回覧板を届ける際に用いることになった歩行器での歩行の確認と対策(83歳・男性/要介護2・慢性心不全・糖尿病)
○一人暮らしを継続するための日常生活活動の確認と提案(80歳・男性/要介護3・脳出血後右片麻痺)
○自宅で行っているリハビリの確認、手すり設置の意向があり設置箇所と用途の確認(44歳・男性/区分6・脳損傷後下半身麻痺)
○復職(外出)希望に向けて通勤に用いる自家用車への移乗方法の確認(54歳・女性/区分4・身体症状症)
○前回の居宅訪問で確認した自宅内で頭をぶつけやすい箇所にクッション材を貼る、自宅内の動線の確保(63歳・女性/区分3・統合失調症・脊柱管狭窄症)
○自宅での転倒リスクの評価と必要な環境整備の提案(85歳・男性/要介護3・脳梗塞・硬膜下血腫)
○自宅内外で安定して移動するための手すり設置の提案と設置後の確認(41歳・女性/区分4・てんかん重積発作)
○復職に向けた配属予定事務所の必要な改築の提案(56歳・男性/要介護4・くも膜下出血後左片麻痺)
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