【大学生レポート2・「いわき市医師会主催 令和5年度平在宅医療出前講座」】

レポート・医療創生大学学生

12月2日いわき市文化センターで開催され、「地域でいきいきと暮らしていくために」をテーマにした講演が行われ、住民の方19人が参加しました。

講師は松尾病院内科部長大友先生とあんざいクリニック院長安齋先生。大友先生は「寝たきりにならないために ~フレイルって何?~」、安齋先生は「いわき市の医療を考えよう ~医師不足を中心に~」と題し、それぞれ講演しました。

大友先生は、寝たきりにならない予防方法をアドバイス。安齋先生はいわき市の医師不足による市民に与える影響、いわき市民は健康状態が良くないこと、健診等の受診率の低さを踏まえてお話しされました。

参加者からは「いわき市は10年前から医師不足であると聞いているが進捗状況が見えてこない。ネックになっているのは何なのか」と質問があり、それに対し安齋先生は、「震災後からは増えてきている。だが、地方に集まる医師は少なく地域差がでてしまう。いわき市で働く意欲のある医者や地域課題にあった医師の養成が必要だ」と回答されていました。

<感想>

いわき市は特定健診受診率、がん検診受診率が低いため、我々のような医療者が医師不足の対策を進めるとともに、地域住民の健康意識を高める政策が必要になってくると感じた。