イベント名:小川地区民生児童委員協議会1月定例会で認知症講話
日にち:2024年1月19日
場所:小川支所
関係者:講師は小川・川前地域包括支援センターの保健師・須賀愛さん。聴講者は小川地区の民生児童委員18人。
目的:前月の定例会で認知症相談が増えているという話題を受けて理解を深めようと企画。
<内容>
須賀さんは「認知症の現状と理解について〜認知症を学び、地域で支えよう」と題して講話。高齢化率が高まり、毎年認知症の相談が増えて複雑化している現状を伝えました。「覚えてほしい2つのこと」として、「認知症の疑いを感じる住民を見つけたら包括支援センターに相談してほしい」「認知症の方とも地域でみんなと過ごせるよう共生の考えに理解を持ってほしい」と呼び掛けました。
さらに、小川地区の認知症に関する相談者の数は、「民生児童委員」が「家族」に次いで2番目に多いとも報告。民生児童委員が住民の認知症予防に意識を持って大きく貢献しており、須賀さんは「いただいたご相談によって、落ち着いて生活できるようになった住民も多い」と強い感謝を示しました。そのほか、認知症の種類や薬、物忘れとの違いなどを解説。認知症患者の適切な接し方として「驚かせない」「急かさない」「プライドを傷つけない」の「3つのない」をアドバイスしました。
<感想>
小川地区の民生児童委員が住民の認知症予防のためにも大きな力になっているのをうかがい知れた。民生児童委員の早期発見により早期治療に至ったケースも多いようで、救われた住民も多いはず。福祉機関との連携の強さも重要だと感じ、これまで良好な関係を築いてきた成果だと思います。民生児童委員の活躍を住民が認識し、感謝し応援していくことで新たにやる気が生まれ、さらには地域福祉が向上すると感じました。